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公園で木陰から少年を見つめるおじさんの漫画 怪しい行動の真意に「かっこいい」「ほれる」の声

お花を使って人気のない場所へ誘導していると思ったら……?

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 公園の砂場で1人遊んでいる幼児を、遠くから見つめている1人の男性――不穏な空気を漂わせるおじさんと少年の創作漫画が、最後に訪れる優しい展開で多くのTwitterユーザーをなごませています。作者はtunralさん(@tunral)。

(画像提供:@tunralさん)

 「しらない ひとに ついていかない!」「ひとりじゃなくて みんなであそぼう!」。公園に掲示された誘拐への注意書きを読んで、怖がる男の子。そのまま砂場へと走り去っていきますが、実は気付かないところで少年を木陰から見つめるおじさんの姿がありました。これは怪しい。



 その後少年は一人で砂遊びをします。隣では他の子どもたちがサッカーをしていますが、輪に入りたくても声をかける勇気が出ません。するとすぐそばにきれいな花が落ちているのを発見。うれしくって拾うと、向こうにもう1本お花がポトリ。その向こうにもう1本と等間隔で落ちていて、少年はお花集めに夢中になります。これはどう考えても不自然……人気のないところにさっきのおじさんが誘導しているのでは?


 怪しい雰囲気の中、少年の目の前に誰かが。おじさん、ではなく、さっきのサッカーをしていた子どもたちです。お花を手にやってきた彼に「おはな!」「きれいだね」と絡みまくり、「あそぼ!」と勧誘。願ったり叶ったりな事態に少年は興奮しながら、みんなの輪に加わるのでした。

 そして木陰にはその様子を見守るおじさんの姿が――にっこり笑い、手には少年のものと同じお花を握りしめています。そう、おじさんはお花を使って彼の友達づくりのお手伝いをしていたのです。見返りはまったくないのにこの満足そうな表情。めちゃくちゃ粋なおじさんじゃないですか、怪しんですみませんでした!

 Twitterで作品は4万回弱リツイートされるなど大きく話題に。「おじさんがカッコ可愛くて惚れました」「おっさん…最高にクールだぜ」と、おじさんのギャップ、そして少年へのさり気ない優しさにときめく声が多く寄せられています。

 このおじさんと少年の漫画はシリーズものになっており、道に現れる不穏なおじさんを少年が避けるように歩いていたら無事に家に帰り着く話など、毎度おじさんが怪しい素振りで少年にこっそり奉仕しています。お話は作者・tunralさんのpixivページにもまとまっている他、LINEスタンプも販売中です。

まさかこの怪しさからああなるとは……

画像提供:tunralさん(@tunral



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