「物が多い」という悩みを持ちがちなオタクの中でも、特に物が多いことで知られているのがコスプレを趣味にしているオタク。布もの(衣装)やウィッグなどかさばりやすいものが多く、書籍などと違って電子に買い替えることもできません。
コスプレグッズって、どう収納すればいいのか……!? 部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」のユーザーbellさん(Twitter:@bell0728)の投稿から、すごいコスプレグッズ収納術を紹介します。
100均のファスナーケースをフル活用!
bellさんは、衣装を自作するコスプレイヤー。部屋の中にはコスプレ衣装が100着以上あります。部屋の中がカオスになってしまうのでは……と思うところですが、約20平米の1Kで衣装やグッズをキレイに収納しています。
コスプレ衣装収納で活躍しているのが100均のファスナーケース。衣装を1着ずつ入れてラベリングし、探しやすく&取り出しやすくしています。このケースを、ベッドの下、天井、棚などにしまっています。カラーとサイズを統一しているのでピッタリ収納できますし、見た目にもキッチリそろっていて気持ちがいいですね。
ウィッグも同様に、100均(セリア)のファスナーケースに収納。キャラ名をラベリングしているので、誰のコスプレ用のウィッグかすぐにわかります。
ベッド下は、プラスチック段ボール(プラダン)でシンデレラフィットの大型の引き出しを作っています。ベッド下に衣装40着、ウィッグ30個ほどが収納できるのだとか。カラーボックスにもB4のファスナーケースがピッタリ。木目のリメイクシートを貼り付けた扉で目隠ししているので、コスプレ収納と一見わからないのもスゴワザです。引き出しとラベリングファイルを組み合わせるテクニックは、他のオタク趣味にも活用できそうです。
また、靴などの形が崩れやすい小物は、デッドスペースになっていたテレビ台の下に吊るして収納。タオル掛けでハンガーラックを作り、ブーツハンガーで掛けています。ブーツが床につくことなく、形も崩さずで保管できるのがステキですね。
“自作派”ならではの収納テク
さらに“自作派”ならではのインテリアの工夫も。衣装を自作するコスプレイヤーさんの必需品は「大量の布」と「ミシン」です。特に布は安いときにまとめ買いしたり、違うコスプレ衣装を作ったときの端切れを使ったりと、保管や管理が難しいもの。
bellさんは布を「色別」に分けて衣装ケースに収納しているといいます。衣装ケースは透明ですが、リメイクシートで手前部分を目隠ししているので、部屋の中の色数が抑えられてスッキリとして見えます。
衣装を自作する際には必要不可欠なミシンコーナーもバッチリ。カラーボックスを並べ、板を置いて机に仕立てています。PCとミシンを並べた作業スペースです。ミシンにもPCにも同色の布をかけることで、存在感や圧迫感を減らしています。
1Kとは思えないほど、あますところなくコスプレグッズを収納しているbellさんのお部屋。「かさばるオタクグッズが多いんだよな……」と悩んでいる人にとって、収納のヒントがたくさんありそうですね!
画像提供:bellさん
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