メルカリ子会社でスマートフォン決済サービスを運営するメルペイは、加盟店での支払いも翌月にまとめて行える「メルペイあと払い」を始めました。これまではフリマアプリ「メルカリ」での購入代金のみが対象でしたが、リアル店舗にも後払いの対象を広げます。
「メルペイあと払い」は、メルカリ上での購入に加え、全国のメルペイ加盟店での支払いも翌月にまとめて行える支払い方法。これまでは「メルカリ月イチ払い」として、メルカリ上の購入代金のみに対応していましたが、リアル店舗での支払いにも拡大します。
購入時に支払い方法で「メルペイあと払い」を選ぶと、利用限度額の範囲内で、購入金額をまとめて翌月中に口座振替やATM、コンビニで支払えるようになります。「メルペイに残高がなくても、事前に利用金額をチャージする手間がなくなる」としています。
店舗での支払いも“ツケ”で行えるというものですが、当然ながら利用条件には制限が設けられています。
(1)18歳以上のユーザー(満18歳、満19歳は保護者の同意が必要)
(2)支払い用銀行口座を登録済みか、「アプリでかんたん本人確認」による本人確認済み
(3)利用限度額が設定されており、当初は最大5万円/月。過去のメルカリの利用実績などを元に決められる(満18歳、満19歳は上限1万円)。
(4)支払い時に300円の手数料(購入の都度ではなく、月内に1回の利用でも、何度利用しても手数料は一律で300円。2019年5月31日までは無料)。
上限金額は「メルカリでの利用実績を含む様々な情報など」に基づき、メルペイがユーザーごとに設定します。ユーザー自身でも上限金額の範囲内で自由に利用金額を設定できます。利用状況はアプリから簡単に確認でき、「ご自身に合った使い方で安心・便利にご利用いただくことが可能です」としています。
メルペイは今後、ユーザーの利用状況を見ながら上限額や提供範囲を見直すとのことです。
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