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“乱立”とも言われるほど新サービスの参入が相次ぐスマートフォン決済ですが、その利用者規模はどうなっているのでしょうか。ネット行動分析サービスのヴァリューズが調査したところ、2月の利用ユーザー数はPayPayが599万人に上り、他サービスを突き放していることが分かりました。
PayPayユーザーは2018年11月に68万8000人でしたが、「100億円あげちゃうキャンペーン」を展開した12月には581万人へと跳ね上がりました。1月には441万人に落ち込むものの、第2弾「100億円」キャンペーンを始めた2月には12月を上回っています。アプリインストール数は2月時点で774万人に上りました。
2位の楽天ペイは2月に333万人と、PayPayに突き放されているものの、右肩上がりで成長。3位のOrigamiも2月に141万人へと成長しています。
ヴァリューズは「PayPayが国内のスマホ決済市場全体を牽引している実態が明らかになりました」とコメントしています。LINEとメルカリが「LINE Pay」「メルペイ」の相互開放を打ち出し、KDDIが「au Pay」、セブン&アイ・ホールディングスが「7 pay」での参入を発表するなど、競争は激しさを増しており、「各社のマーケティング戦略が消費者のキャッシュレス決済をどのように促すのか、今後も要注目」とまとめています。
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“失われた数十年”が影響している可能性。