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新潟大学は5月31日、学内で未登録の国際規制物資(硝酸ウラニル)が発見されたと報告しました。
4月19日に工学部から搬出された廃棄薬品の中から硝酸ウラニルが発見され、23日に原子力規制庁に報告。さらに工学部内で一斉メールで点検依頼したところ、24日にも硝酸ウラニルが発見されたとしています。
当該物資は、既に許可されている管理区域内の保管庫に移動し、外部への放射線漏れはないとのこと。また当該物質の放射線による影響については「健康に影響を与えるレベルではなく、人体への放射線影響はないと考えられます」と説明しています。
同校は「本来法令等に基づき、厳重に管理すべきところでありますが、未登録の国際規制物資が発見されたことにつきまして、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、再発防止に最善を尽くすとしています。
同校では6月17日を期限として学内で順次一斉点検を実施中。学生が点検依頼のメールをTwitterに投稿して話題になっていました。
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