レビュー
「腐女子、うっかりゲイに告る。」鬱展開を腐女子パワーが救った6話 でも彼氏がゲイだと発覚したからって、BL本を貸す腐女子なんているだろうか?(2/2 ページ)
腐女子描写が「キャラ」になってるのが惜しいドラマ。
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BL星のおかげでふたりが急接近!?
今回、フィーチャーされていたQUEEN楽曲は、壮大なコーラスが印象的な「Somebody To Love」。邦題は「愛にすべてを」だが、ここでは直訳で「愛すべき誰か」とした方が、ストーリーにハマりそうだ。
「Can anybody find me somebody to love(誰か、僕の愛すべき人を見つけてくれないか)」
周りのみんなにゲイバレし、飛び降り騒動まで起こした人生最大のピンチに、純は同性の彼氏である佐々木誠(谷原章介)とは距離を置いている。一方、紗枝とは、ゲイであることを隠して付き合っていた頃よりも、ずっと距離感が近づいているようだ。
「BLはね、BL星っていう架空の星が舞台なの」「BL星人は、男であることと自分の性指向にメッチャ肯定的なんだよ」
「……僕もBL星に行きたいな」
「私も一緒に行きたい!」
BL星って何だよ!(そういう概念があるの?)何を言ってるんだ、このふたりは!? ……とは思うものの、肉体的には結ばれることのなかったふたりが、精神的に結ばれつつあるのを感じる。
絶望の淵にあった純が、とにかく明るい紗枝のおかげで少し立ち直っているように見えた今回。こんないい子な紗枝ちゃんには、是非とも幸せになってもらいたいところだけど、「何だかんだで結局、同性彼氏とは別れて、異性の彼女と結ばれましたー!」なんて結末はあり得ないのがツライ。
次回は、紗枝がとんでもないカミングアウトをしちゃうようだが……。
これまでの「腐女子、うっかりゲイに告る。」
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