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電子お薬手帳のデータ登録に使う「QRコード」に個人情報 薬局が取り扱い注意を呼びかけ

個人的な印刷物にあるQRコードの取り扱いには注意しましょう。

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 東京都千代田区にある薬局「薬局お茶の水ファーマシー」が、電子お薬手帳にデータを登録する際に使用するQRコードの取り扱いについて注意喚起しています


QRコード 電子お薬手帳 データ 登録 注意 読み取り 個人情報 薬局お茶の水ファーマシーが渡している電子お薬手帳のデータシート例(公式サイトより)

 電子お薬手帳アプリで読み取ってデータを登録するための「データシート」ですが、同シートに掲載されているQRコードには名前や住所といった個人情報が含まれており、他の人もスマートフォンなどで読み取ることが可能。そのため読み取り後は、必ず読み取りできないようにしっかり破棄するよう呼びかけています。


QRコード 電子お薬手帳 データ 登録 注意 読み取り 個人情報QRコード 電子お薬手帳 データ 登録 注意 読み取り 個人情報 上記のデータシート例をスマホで読み込んだ結果(※データは架空のものです)

 同薬局では、個人情報保護のための溶解処理用BOXを用意。なるべく持ち帰る必要がないようにその場でのデータ登録を推奨しており、また自宅でやるという方には「かならずQRコード部分をビリビリに破いて破棄してください」という指導を徹底して行っているとのこと。

 なお、以前には郵便物に書かれている「カスタマバーコード」に個人情報が含まれているとして、注意を呼びかける声がTwitterで上がり話題になりました(関連記事)。この他にも個人情報と一緒に印字されているQRコード等には同様のことが言えるので、特に捨てる際は注意しましょう。

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