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錦糸町ニューウイング水風呂の魔力「サ道」2話 裸の男たち(原田泰造、三宅弘城、磯村勇斗)を見ているだけで「ととのう」サウナトランス・ドラマってことですか?(2/2 ページ)

なんといってもサウナの主役は水風呂ですよ。

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食堂があるサウナは楽園だ

 サウナ、水風呂、休憩を繰り返すと、「サウナトランス」がやってくる。「ととのったー」というやつだ。今回も極彩色のCGが画面いっぱいに広がるが、そこに「NEW WING」のロゴが載っていて笑ってしまった。サウナへのリスペクトを感じる。

 サウナを味わい、食堂でちゃんこ鍋を味わうナカタ(彼は酒が飲めない)。鍋からはくつくつ音がしていて、実にうまそう。食堂があるサウナは、それだけで楽園だ。

 コーネリアスのオープニングテーマ「サウナ好きすぎ」も相変わらず最高。原田泰造の落ち着いたナレーション、起伏のほとんどない静かな展開、見ているだけで入りたくなるサウナの映像、そして「ととのった」ときの鮮やかなCG、うまそうな食事……。

 前回のレビューで「薬物に頼らず、合法的にトランス状態になれるのがサウナ」と書いたが、『サ道』は観るだけで「ととのう」感覚をもたらす「サウナトランス・ドラマ」を目指しているのだろう。

 今夜放送の3話は杉並区の銭湯サウナでナカタが涙を流す。深夜0時52分から。


サ道 観るだけで「ととのう」感覚をもたらす「サウナトランス・ドラマ」? イラスト/まつもとりえこ

大山くまお

ライター。「文春野球ペナントレース2019」中日ドラゴンズ監督。企画・執筆した『ドアラドリル』シリーズ発売中。

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