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35キロをたった20分で 仏発明家、ジェットエンジンで空を飛ぶフライボードでドーバー海峡横断に成功

空を飛ぶ乗り物ってワクワクしますよね。

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 フランスの発明家、フランキー・ザパタさんが開発した「空中を立ったまま飛行」できる乗り物「フライボード(Flyboard)」で、英ドーバー海峡の横断に成功しました。

フライボード
立ったまま飛行できる「フライボード」でドーバー海峡横断に挑んだザパタ
フライボード
フライボードの本体

 ザパタさんが開発したフライボードは、スケートボードやスノーボードのように立ったまま乗る飛行ユニットで、5基の小型タービンで飛行します。バックパックには燃料が積載されており、満タンで約10分の飛行が可能となっています。

 2019年7月に行われた1回目の海峡横断チャレンジでは、バックパック交換のために中間地点に用意していた船への着陸に失敗し、海上に落下。残念ながらチャレンジは失敗に終わりました。

 今回の挑戦では、フランス北部沿岸のサンガットからスタートして、離陸から約20分で35キロ離れた英イングランド南部沿岸のドーバーに到着。前回失敗した給油も成功させて、悲願を達成しました。

フライボード
手元のコントローラーで操作(ザパタ氏のYouTubeチャンネルより)
ザパタ氏が開発したフライボードで砂漠を飛行する様子。まるでSF映画の世界から飛び出してきたようですね

大泉勝彦

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