ワクチンや健康診断など、病気でなくても定期的に病院に行く機会は意外と多いものです。ネコちゃんとストレスなく、快適に動物病院に行くためのコツとして、用意しておくと便利な人間用の生活用品3つを紹介しましょう。特に具合が悪くなって、すぐに病院に行かなければならない時、持っていくときっと役に立ちますよ。
普段から病院に行くための用意があれば安心です
獣医師さんに教えていただいた、ネコちゃんが病院に行くときにあると便利なトップ3は、新聞紙、ビニール袋、芯を抜いたトイレットペーパーです。
新聞紙はトイレをしてしまった時にペットシーツの代わりになります。また、ネコちゃんは暗くて静かな場所にいる方が落ち着くことができるので、キャリーケースの上を新聞紙で覆って暗くしたり、保温性を高めることができます。新聞を使って光と音を遮断して、落ち着いた環境をつくってあげるなど、なるべくストレスを与えないようにしてあげたいものですね。
私が通っている動物病院は夏のクーラーがとてもよく効いています。体温低下を防ぐために、キャリーケースの上に新聞紙を置き、その上に大判のクロスを広げておくことがあります。たった数枚の紙ですが、あるととても便利です。
お薬や検査キットを入れて持ち帰るビニール袋
病院で処方された薬は透明のビニール袋やレジ袋に入れて、濡れないように持ち帰るようにしましょう。ネコちゃんの飼い主さんは尿検査用のキットをもらって帰るケースが多いのですが、検査前に濡らしてしまうと、使えなくなってしまいます。防水性のあるビニールやレジ袋に入れておけば安心ですね。
トイレットペーパーは汚物をふき取ったりするのに便利です。かさばるので芯を抜いてぺちゃんこにしておけば手軽に持ち運びができます。また、これらの便利グッズはファスナー付きの保存袋に入れておけば、持ち出しするにも保存にも便利ですよ。
病院で先生や看護師さんのお話をメモする筆記用具やタオル。水のペットボトルもぜひ。飼い主さんの喉を潤すだけでなく、ネコちゃんが飲むためにも軟水を用意しておきましょう。
病院嫌いなネコちゃんのためにも、サッと行ける普段の供えをして、病院に行く支度を短くしておきたいものです。普段の用意で、ネコちゃんにとっても、飼い主さんにとっても、ストレスなく病院に行くことができると良いですね。
© stepdays Inc.