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千葉市がAmazonほしい物リストを活用して児童養護施設や乳児院の子どもたちへ図鑑やおもちゃをプレゼントする「サンタクロース大作戦」を展開している。子どもたちが日々の生活の中で遊んだり使ったりするものをクリスマスプレゼントとして寄附してほしいと呼びかけている。
千葉市内には、親の育児放棄や虐待などの理由により支援が必要な子どもたちが入所して生活する児童養護施設や乳児院が、また、さまざまな課題により子育てが十分に行えない母子家庭の親子などが支援を受けながら生活する母子生活支援施設があり、約200人の子どもたちが自立に向けて暮らしている。
社会福祉基金を利用し、必要となる生活用品などを施設の希望を確認して寄贈はしているが、子どもたちが使用する運動用品や娯楽用品にまでは行き届かないのが実情だ。そこで、子どもたちを応援するため、「amazonほしい物リスト」で募集することにした。
ほしい物リストは各施設で自転車やキックバイク、図鑑やブロック、ボードゲームやバウンサー、音が出るおもちゃなどさまざま。リストは千葉市の「サンタクロース大作戦」のページで確認できる。
千葉市では9月に台風15号の被災者支援のため、Amazonの「ほしい物リスト」を活用した取り組みが注目を集めていた(関連記事)。
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