「ありがたやー」「最高でした」 年に一度の激レア飛行「JAL 2020年初日の出フライト」に乗ってみた(1/3 ページ)
「特別感」がすごい! 数千メートル上空で見た初日の出と富士山の様子をどうぞ〜。
新年あけましておめでとうございます。令和最初のお正月、皆さまはどう過ごされましたか?
筆者は成田国際空港に向かいながら新年を迎えました。LCCの早朝便で海外へ? それとも混雑のピークを避けて帰省? いえ、どちらでもありません。念願叶って年に一度だけの特別フライトに乗れたのです! 今回は、「JAL 初日の出フライト」の絶景の様子を紹介します!
初日の出フライトは、JAL(日本航空)が2001年から毎年実施する特別フライトです。どこか別の目的地へ移動するためではなく、「上空から初日の出と初富士を拝むため」に飛ぶチャーター特別便。2020年版の正式名称は「2020年 JALグループ 初日の出 初富士フライト」といい、羽田発と成田発の2便があります。2020年版の窓側席は販売開始からたった30分で完売、その他の席も1日以内に完売という毎年恒例の人気企画旅行商品です。
念願の「JAL 初日の出フライト」を堪能! 出発前から特別感たっぷり
今回乗った初日の出フライト便は、令和2年1月1日にちなんで「JL211(JL0211)」(システム上はJL4599)とおめでたい便名でした。出発は成田発5時35分。集合は1月1日の朝4時台です。何でしょう、この特別なものを見るためだけに非日常の場所へすごい日時に来ちゃった変な感じ。いきなり特別感ありまくりでワクワクしてきます。
チェックインや保安検査を済ませてゲートへ向かいます。ちなみに羽田発の初日の出フライトは2020年1月1日にちなんで「JL2011」だったそうです。
搭乗開始まで記念撮影タイム。着物や復刻版の制服を着た客室乗務員(CA)さんをはじめ、成田空港発ということで駆け付けてくれた千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」や成田市の「うなりくん」などと記念撮影できました。2020年は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(2020東京大会)が開催される年。JALもANAと共同で聖火輸送を担当することもあり「実物の聖火リレートーチ」も展示していました。
ボーディングブリッジでおみやげを受け取り、いよいよ機内へ。おみやげの中身は、正月らしい「おせち風弁当」と紅白饅頭、升酒(未成年はジュース)。機内もギャレー付近などにお正月らしい飾り付けがされています。ちなみに今回の初日の出フライトに乗務するCAさんは全員、2020年の干支である「ねずみ年」のお生まれなのだとか。ほほー♪
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「乗客分しか機内食は乗っていない」という事実にも驚き。重量・食べ物の廃棄を少なくするためだそうです。