「ありがたやー」「最高でした」 年に一度の激レア飛行「JAL 2020年初日の出フライト」に乗ってみた(2/3 ページ)
「特別感」がすごい! 数千メートル上空で見た初日の出と富士山の様子をどうぞ〜。
「この特別感、まじ最高!!」 初日の出、初富士、南アルプスを上空から堪能
初日の出フライトに使われた機体は「国際線仕様のボーイング787-8型機(JA843J)」でした。
出発は5時35分。……と言っても、成田空港には夜間飛行制限があるので実際に離陸できるのは6時から。地上のスタッフの方々から横断幕でお見送りを受けつつ、タキシングして滑走路へ向かい、6時ちょうどに一番乗りで飛び立ちました。
この時期の6時頃の成田はまだ真っ暗。整然と並んだ航空灯火を眺められる夜景に始まり、日の出とともに刻々と変化する空の様子を満喫できました。空がだんだん明るくなってくるとともに、じわじわとワックワクな気持ちも高ぶってきます。
飛行機は館山沖へ。ここで地上の皆さんよりも一足お先に初日の出を鑑賞しました!
はぁぁぁぁぁぁぁ……。
はぁぁぁぁぁぁぁ……これは……すごい。
はぁぁぁぁぁぁぁ……。
ため息とすごいしか声が出ませんでした。雲上から眺める初日の出はよりいっそう神々しく見えました。最高の景色です。鑑賞スポットで何度か旋回してくれるので、左右どちら側の席でもしっかりと日の出を見られます。
日が昇った後は、伊豆半島を横断して浜松付近まで飛行。右手に雲海から頭を出した富士山が見えました。これも神々しい……! 朝日に輝く初富士を拝みながらしばらくすると、奥には南アルプスの山々も見えてきます。
復路は沖に出て、伊豆諸島の上空を通過して成田へ帰着。約2時間、あっという間のフライトでした。はぁぁぁ、もう終わりか……。もっと乗っていたい……。
初日の出と初富士の感動と絶景、成田発成田着の特別便、それを今回体験したたった約170人(成田発着便の場合)の限られた乗客の一人だということ、そして元日の早朝にどこかへ行くわけではないのに成田空港にいること、などなど「いろいろ何とも言えない特別感」にあふれた夢のような2時間でした。来年も乗りたい……。皆さん毎年ハマるのが分かりました。
JALの初日の出フライトは例年11月半ば頃に発売。次回2021年版は、ぜひ皆さんも乗ってみてはいかがでしょうか!
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「乗客分しか機内食は乗っていない」という事実にも驚き。重量・食べ物の廃棄を少なくするためだそうです。