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ファミリーレストラン・ガストなどを運営するすかいらーくホールディングスは、約150店舗で行っている24時間営業の全店廃止を決定しました。この24時間営業店舗を含め、グループの約560店舗で深夜の営業時間を短縮することも同時に発表しています。
現在24時間営業を行っているのは、ガスト、ジョナサン、バーミヤン、グラッチェガーデンズ、夢庵の5ブランドの155店舗。この全てで順次24時間営業を終了させていく予定です。
すかいらーくホールディングスでは、ファミリーレストランの先駆けとして1972年から24時間営業をスタート。2012年には、消費者のライフスタイルの変化や、働き方改革などをはじめとする従業員の勤務状況の変化などから、大規模な営業時間の見直しを実施、2017年には約600店舗の深夜営業時間を短縮していました。
今回の24時間営業の廃止は、「女性やシニアの方々も活躍いただける社会の実現こそが、雇用の充実につながり、働きがいを生み、結果お客様に最高の店舗体験をお届けできる」という考えのもとで実施されるとのこと。
今後は「お客様の来店ニーズが高いランチやディナーの時間帯に人的資源を集中」させた上で、「IT デジタルの活用も合わせたサービスの抜本的改革」を図る、としています。
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