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香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例素案」、1日60分の制限対象が「スマホ等」から「コンピュータゲーム」に

素案全文を掲載しています。

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 香川県議会で検討されている「ネット・ゲーム依存症対策条例素案」が更新され、1日60分(休日は90分)の使用制限対象が、当初の「スマートフォン等」から「コンピュータゲーム」に変更されたことが分かりました。


1日60分までは「ゲーム」のみに(下線は編集部によるもの)

 条例は18歳未満(高校生以下)の子どもを対象にしたもので、可決されれば2020年4月から施行。ゲームやネットの利用について「義務教育修了前の子どもは21時まで」「高校生は22時まで」といった制限も想定しています。罰則規定は設けないものの、条例を子どもに守らせることが保護者や学校側の「責務」として定められるとのこと。

 1日当たりの使用時間制限も盛り込まれており、1月10日時点の素案では「子どものネット・ゲーム依存症につながるようなスマートフォン等の使用に当たっては、1日当たりの使用時間が60分まで(学校等の休業日にあっては、90分まで)の時間を上限とする」とされていました。20日の素案では「子どものネット・ゲーム依存症につながるようなコンピュータゲームの利用に当たっては、1日当たりの利用時間が60分まで(学校等の休業日にあっては、90分まで)の時間を上限とすること」に変更され、対象がコンピュータゲームに限定されています。

 また20日の素案では、事業者に対して「射幸性が高いオンラインゲームの課金システム等」の自主規制を求める文言が追加されています。

 香川県では同条例素案に関して1月23日からパブリックコメントを募集する予定となっています。

条例の素案

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