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WRCで戦った本物ラリーカー「インプレッサ WRC S12B」が競売に 伝説のドライバー、コリン・マクレーが走りを見せた最後のマシン(1/2 ページ)
お値段3000万円、憧れのマシンの値段としては意外と安いかも?
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世界中の希少車・名車が集まる海外の自動車オークション「シルバーストーン・オークション」に、スバル・インプレッサが出品されます。もちろんただのインプレッサではありません。WRC(世界ラリー選手権)に出場した本物のラリーカー、ワークスマシンです。
このインプレッサは、2007年のWRCでペター・ソルベルグ(2003年チャンピオン)が乗ったマシン。スバルは2008年までWRCに参戦していましたが、最後の年は5ドアハッチバックの新型に移行したため、いわゆる“鷹目”世代のラリーマシンとしては末期の熟成された1台です。6戦にわたって使用され、ポルトガルでは2位、ギリシャでは3位に入賞しました。
引退後のストーリーも濃いクルマで、2007年に「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」というイベントで走った際には、伝説のラリードライバー、コリン・マクレーがハンドルを握りました。結果、この年の9月に事故で亡くなったマクレーが、最後にその走りを披露した1台となりました。
このクルマは歴史に残るコレクターズカーですが、「本来の目的のためにまだ使える」コンディションだそうです。
オークションでの落札価格は2500万円〜3000万円と予想されています。
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