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東京都は4月7日から、都内の新型コロナウイルス感染者について、無症状および軽症の患者については一時的に「宿泊療養施設へ移っての療養」を開始すると発表しました。都内の病床数が逼迫(ひっぱく)していることを受け、限られた病床を重症者が利用できる環境を整えるのが目的。
6日に行われた都知事会見の中で、小池百合子東京都知事が発表したもの。宿泊療養施設への受け入れは明日7日から開始し、まずはビジネスホテル「東横イン」の協力のもと200室を用意したとのこと。こうした宿泊療養施設は今後2000室まで増やす予定としています。
また通常の病床数についても、現時点で1000床を確保していますが、今週末にはこれを1700床へと拡大、さらに今後は4000床を目指して確保を進めていく予定。6日時点での東京都の患者数は患者数951人(うち重篤・重症者24人)と受け入れ可能限界まであと少しに迫っていますが、今後はさらなる病床確保と宿泊療養施設への円滑な移行を進めることで、余裕のある入院医療体制を確保していくとのこと。
※画像は東京都の配信映像より
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