三和交通、荷物の配送サービス「タクシー便」開始 24時間対応可能、物流需要を支援【更新】
ドライバーが荷物を受け取り、タクシーで指定の場所まで届けます。【2020年5月1日 更新】監督官庁との事業内容調整のためサービス開始を延期。
【2020年5月1日 更新】以下サービスは、監督官庁との事業内容調整のため開始を延期。
「当初、コロナウイルス感染症の感染拡大による緊急事態宣言の中、公共の福祉を確保するためやむを得ない荷物のみの輸送を開始する予定でしたが食料品しか認められないというご指摘を国土交通省関東運輸局より指摘が入りましたのでサービスの開始を延期し再度凍結コンテンツとさせていただきます」(同社)
タクシー会社の三和交通が、タクシー車両を用いた荷物配送サービス「タクシー便」を2020年4月27日に開始しました。期間限定で実施します。
タクシー便は、同社のドライバーが荷物を受け取り、タクシーで指定の場所まで届けるサービス。プロドライバーが集荷から届け先まで直送すること、365日24時間対応が可能なことなどを強みに挙げます。同社の配車センターに電話で事前予約して利用できます。
料金は所要時間単位で設定し、30分1900円(以降30分ごとに1000円)から。配送対応エリアは横浜(港北区、都筑区、鶴見区、緑区、神奈川区、西区、旭区、中区)、三多摩(八王子市、府中市、国分寺市、小金井市、国立市の一部、調布市の一部、小平市、西東京市の一部、東久留米市)、埼玉エリア(和光市、朝霞市、志木市、新座市、富士見市、ふじみ野市)。東京23区内は非対応。
基本は手荷物サイズで2個まで。参考としてトランク収納で450×500×1100ミリ、後部座席収納で最大600×700×1200ミリ、助手席収納で最大500×500×700ミリ、重量は各40キロほどまで。高価品、貴重品、危険物など同社が定める一部荷物は非対応です。
同社は外出自粛中の買い物を支援する「おつかいタクシー」(関連記事)なども実施。ほか各地のタクシー会社や関連企業も、医療従事者の無料送迎(関連記事)、買い物代行の「乗らないタクシー」(関連記事)、出勤せざるを得ない人を支える専用移動車サービス「通勤シャトル」(関連記事)など、移動困難者や物流などを支える策を展開しています。
(カナブンさん)
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