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ラーメンチェーンを展開する幸楽苑ホールディングスは5月1日、社員の給与を5〜7月の3カ月間、20%減額し、従業員の夏のボーナスをなしにすると発表しました。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、売り上げが大きく減少。休業や時間短縮を余儀なくされている店舗もあり、「従業員の雇用と稼働の適正化を図る」として、労働組合と協議の上で決定したとしています。
会長・社長も7月まで3カ月間、月額報酬の50%をカットするなど、役員報酬も減額します。
同社の3月の直営店全店実績は売上高が前年比75.5%、客数が73.2%に落ち込みました。3月9日には、2020年3月期通期の業績予想を下方修正し、連結純損益が4億円の赤字に転落すると発表しています。
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人手不足の中、人材の有効活用も狙いとのこと。