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見た目が微妙な手作りいちごサンドの写真が、Photoshopのレタッチによって、行列ができるパン屋のいちごサンドのように変身する技術に多くの人が驚いています。
注目を集めたのは、さとうかず(@satouxx)さんがTwitterに投稿した2枚の写真。どちらもお皿に載ったいちごサンドを写していますが、1枚目の写真ではパンやクリームがボコボコしていたり、いちごが奇麗に並んでいなかったりと、イケてない印象です。2枚目の写真では、パンやクリームがなめらかになり、いちごの並び方も奇麗にそろっています。まるで2種類のいちごサンドを撮影したようですが、画像を編集する技術「レタッチ」を施した写真だと明かされ、驚きの声を呼びました。
さとうかずさんはPhotoshopでレタッチする手順を画像付きで丁寧に解説。まず「バッチツール」と「スタンプツール」でボコボコを奇麗にしてから、「ソフト円ブラシ」でクリームを描きます。いちごはコピーして「自由変形」と「ワープ変形」で並べ、同じくバッチとスタンプで奇麗にしてから「自然な彩度」で鮮やかに。この時点で別物のいちごサンドのように整いました。
次に背景の布を塗ってなめらかにしてから、仕上げにノイズを加えます。ノイズでわずかな違いを出すことでCG感がなくなるとのこと。まるで高級パン屋のいちごサンドのような見栄えとなりました。
ちなみに、さとうかずさんによれば1番見栄え良く仕上がる方法は「撮影の時に何もかも綺麗にして撮る」こと。それでもリプライには「参考になった!」という感想が多数寄せられました。
画像提供:さとうかず(@satouxx)さん
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ぼくの知っているPhotoshopじゃない……。