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クルマのウォッシャー液って水道水じゃダメなの?(1/2 ページ)

ガラスの端やボディーに跳ねて跡が残るのが嫌だから……などの理由で使わない人もいますが……。

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 昆虫や鳥が飛びはじめ、花が咲き木の実が茂るほど温かい季節になってきました。フロントガラスが汚れたら、プシューと吹き付けてワイパーでシャッシャ。「ウィンドウウォッシャー液」の消費量も増えてきます。

ウォッシャー液 水道水 デメリット
ウォッシャー液って水道水じゃダメなの?

 ウィンドウウォッシャー液は定期的に補充が必要です。「ただ洗い流すだけだし、水道水で十分でしょ?」と思う人が少なくはないと某所で聞きました。

 カラだったとしてもクルマが走れなくなるわけではないし、お金もったいないし、という考えも分かります。窓ガラスの端やボディーに跳ねて跡が残るのが嫌だから……などの理由の人もいるようです。

 でも、ウォッシャー液は正しく入れましょう。緊急時ならば仕方ありませんが……それが問題になることもあります。

ウォッシャー液ってそういえば何? 実は…有毒なので改めて注意

 ウィンドウウォッシャー液には「界面活性剤」と「メタノール」が含まれています。多くは青く着色されています。水道水でも代わりになるので見落としがちですが、ウォッシャー液は有毒です。取り扱いには十分注意しましょう。

 界面活性剤は台所洗剤に含まれるおなじみの成分で、水だけでは落ちない油汚れなどに作用します。

 メタノールは有機溶媒などとして用いられるアルコールの一種。凍結防止や解氷、ガラス面の早期乾燥などのために含まれます。「寒冷地対応」や「撥水性能強化」「油膜取り性能を高めたもの」など、含有成分や量の、付加機能の違いによって製品にもいろいろ種類があります。

ウォッシャー液 水道水 デメリット
ウォッシャー液の成分や特長(日本工業化学のWebサイトより)
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