ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
コラム

クルマのウォッシャー液って水道水じゃダメなの?(2/2 ページ)

ガラスの端やボディーに跳ねて跡が残るのが嫌だから……などの理由で使わない人もいますが……。

advertisement
前のページへ |       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

たまにしか使わない人、寒い地域に住んでいる人は注意

 さて、特に注意したいのは「たまにしか使わない人」と「寒い場所に住んでいる人」です。

 クルマに乗る機会が少なかったり、雨の日は乗らない趣味のクルマだったりと、ウォッシャー液を使う頻度が低いクルマは特に水道水ではいけません。中でカビが発生したり、水道水に含まれる含有物(塩素など)がウォッシャー液タンクや噴射機能にダメージを与えたりと、故障やトラブルにつながる恐れがあります。

photo
エンジンルーム内のウォッシャー液タンク。普段はここから、タンクの目盛りを見ながら注ぎ足すだけ

 寒冷地の人はご想像の通り、冬場はただの水道水では凍ってしまいます。ウォッシャーノズルの配置によってはエンジンの熱でも都合よく溶けてくれない車種もあります。

 そして、寒冷地でなくても降雪時は特に注意が必要です。ワイパーで薄く伸ばされた雪が剥がれずに、そのまま凍って視界不良に陥るといった危険な状態になる可能性があります。

 鳥のフン、樹液やつぶれた木の実、虫の死骸などの汚れにおいても、水だけではワイパーで塗り広げてしまうだけで余計にひどくなってしまうことがあります。ウォッシャー液は標準的な製品で2リッターボトルで300円ほどから。そこまで高額ではないと思います。よほどの理由がなければ、安全のためウォッシャー液は正しく入れましょう。

photo
ウォッシャースイッチ。多くはワイパー操作レバーを手前に引くと機能する



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページへ |       
ページトップに戻る