「新型コロナウイルスで外出できない今こそ意識高いことをしたい!」――そんな人たちに向け、「世界史の勉強」を勧める漫画がTwitterで人気を集めています。作者は世界史に登場する偉人たちの面白エピソードをまとめた本『世界史の問題児たち』などの著者、亀さん。
作者の亀さんが世界史の勉強を勧める理由は2つあります。まずシンプルに、旅行しなくても家に居ながらにして海外文化を楽しめること。そしてもう1つが、漫画やアニメを見た際、「アルファベットの小文字は9世紀から」「あぶみはこの時代確認されていない」など、ウザい指摘をしてマウントを取れることだといいます。作中のモブキャラにも「クソうざ!」と突っ込まれていますが、確かに世界史の知識があれば幅広い考察ができそうです。
そうはいってもどのように勉強すればいいのかわからない――そんな人におすすめなのが、“推し時代”や“推し人物”を作ること。実際、亀さんのフォロワーには「サファヴィー朝初期やってます」「マムルーク朝中心に軍人奴隷について」など、特定の時代や制度などに絞って勉強している人がズラリと並んでいるそうです。
最後に亀さんは、英国のリチャード一世が作った「ガイヤール城」のエピソードを紹介。ガイヤール城が当時難攻不落とされた理由や、そんなガイヤール城も次の世代ではあっけなく攻略されてしまったことなどを説明しつつ、「なんだかんだ最後は人間性がものをいう感じ」もまた歴史の醍醐味(だいごみ)だとまとめています。また歴史にハマったら、ぜひその知識を使って創作を行ってほしいとも。
ギャグを交ぜつつ歴史の面白みを紹介した漫画に、作品を読んだ方からは「クソウザ!で笑いました」「わかる」などのコメントが集まりました。
画像提供:亀(@rekisikei)さん
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