【楽しい列車】パンダだらけのパンダ特急「パンダくろしお」に乗ってきた(2/4 ページ)
新列車登場&増発記念〜。アドベンチャーワールドへ行くのはもちろん、ふらり小旅で使うのも楽しい列車です。
パンダだらけ! 車外も車内もまるで動物園
今回は、新大阪駅から関西空港線が分岐する日根野駅まで「パンダくろしお」(くろしお3号)に乗ってきました。
くろしお3号は新大阪駅を9時03分(土休日は9時01分)に出発し、終着駅でアドベンチャーワールドの最寄り駅である白浜駅に11時37分に到着します。途中の停車駅は天王寺、日根野、和歌山、海南、箕島、藤並、湯浅、御坊、南部、紀伊田辺です。
9時ちょうど、新大阪駅3番線にパンダくろしおが入線してきました。列車の前面いっぱいにパンダの顔。ヘッドライトはつぶらなおめめ。愛嬌のあるデザインです。
車体の側面にも、車両ごとにいろいろな動物がいます。白浜方面1号車には共に遊んでいる愛らしいジャイアントパンダがいました。愛らしくも、意外と鋭い爪にも注目です。そういえば、クマ科ですもんね……。
ドアが少なく、平面の多い特急列車の特性をうまく生かした車端部の大型ラッピングも見物です。1号車車端部でも親子と思われる2頭のパンダに出会えます。
ラッピングはパンダだけではありません。2号車の車端部ではギロッとこちらをにらみつける大きなトラも目に飛び込んできます。大きく、くっきりとしたラッピングなので迫力満点です。
3号車には、アドベンチャーワールドにある観覧車をバックに赤ちゃんシロクマやライオン、お猿さんのかわいい動物たちもいました。ほどよい位置にあるので、お子さんの記念写真スポットとしてよさそうです。
暑さを少しでも和らげたいならば4号車へ。4号車はイルカショーのラッピングです。イルカショーのジャンプと豪快な水しぶき、気温が3度ほど下がったような爽やかさを感じました。
くろしお3号の始発駅は新大阪駅ですが、同駅の停車時間は3分しかありません。写真撮影するならば、ある程度目星を付けて計画的に行うとよいでしょう(もちろん終点でもできますが)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「シャンシャン特需」に沸く鉄道会社、でも「最強のパンダ使い」はJR西日本
パンダは鉄道を使って見に行きましょう。 - 「ホントに時が止まっている……」 大都会大阪の昭和すぎる秘境線「南海汐見橋線」に乗ってきた【写真15枚】
あぁ静かです……。大都市大阪にある、まるで昭和時代のまま運行しているかのような愛すべきローカル線。 - ひゃっほー!! 何てウキウキする構成なんだ……♪ 写真で解説する、JR西の新型夜行特急「WEST EXPRESS 銀河」
2020年5月8日デビュー! 「昭和のブルトレファン」が喜びそうな憎い演出もある……。【画像24枚】 - 「東海道新幹線と競争する」「赤いヤツだ!」 注目浴びまくり、近鉄の新型名阪特急「ひのとり」に乗ってきた
3倍速くはない……けれど、きっと3倍快適に違いない。もうすぐ完乗率100%の筆者が、どれだけ快適かを早速チェックしてきました。【写真54枚】 - 「ついに余命宣告されてしまった」「あの音ともお別れ……(泣)」 元祖「省エネ電車」JR西日本201系が引退
国鉄型がまた1つ引退します。でも、転用計画には疑問の声も。