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JR東日本のグループ会社、JR東日本スタートアップが8月12日から、かわいい全自動宅配ロボットを使った「無人デリバリーサービス」の実証実験を高輪ゲートウェイ駅(関連記事)で行います。
この取り組みは、自動運転技術やロボット開発を行うZMP開発の宅配ロボット「DeliRo(デリロ)」を使い、対面接客のない全自動の無人スタイルで宅配するサービスの実現に向けて実証実験を行うもの。高輪ゲートウェイ駅前の特設飲食会場内で、JR東日本フーズが出店する「高輪SOBA二八」のそばをDeliRoが「完全自動で出前(配達)」します。決済は交通系ICが使えます。
DeliRoは、かわいい見た目ながら、高度なカメラやレーザーセンサーを駆使して周囲の状況を把握しながら自律移動できる宅配ロボット。最大時速は時速6キロ、最大積載量は50キロ。丸みを帯びた形状で、目と音声によるコミュニケーション機能も搭載します。
物流や交通インフラ分野で、人手不足の解消、業務効率化の観点から無人配送、自動運転技術への関心が特に高まっています。近年は感染症の影響で宅配需要も変わり、また対面しないことによる対策効果も見込まれます。飲食やデリバリーのシーンでロボットや自動化技術の導入、検討がいっそう進んでいきそうです。
実施期間は2020年8月12日〜16日(11時〜14時、15時〜18時)。開催場所はJR山手線高輪ゲートウェイ駅前特設会場。近未来の映画で見たような「全自動ロボットがお届け」、体験してみてはいかがでしょうか。
DeliRoの紹介動画。デリバリー待ちが楽しくなりそう
(カナブンさん)
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