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デカい! 迫力の怖い顔に変身、日産が「エルグランド」を刷新 最上位グレード「VIP」で789万円から(1/3 ページ)

広々後席でふんぞり返りたいな。

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 日産自動車は10月12日、プレミアムミニバン「エルグランド」をマイナーチェンジし、同日に発売しました。

エルグランド 画像 諸元
日産「エルグランド(250 ハイウエイスター S アーバンクロム)」(2020年10月MC版)(画像:日産自動車)

 エルグランドは広い車内と高級セダンの内装を併せ持つ「プレミアムミニバン」型車種。現行モデルは2010年登場の3代目、今回2回目のマイナーチェンジとなった長いモデルで、トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」(関連記事)などをライバル車種に据えます。

 今回のマイナーチェンジでデザインを一新。グリルの存在感を際立たせて、より力強く高級感のある顔つきになりました。

 また、全方向から運転をサポートする「360°セーフティアシスト」を全車に標準装備。「2台前」や「隣接レーンの後側方」の車両を検知・予測して注意を促す衝突予測警報「インテリジェントFCW/BSI」、道路標識を車両が識別して安全走行を支援する「進入禁止標識/最高速度標識/一時停止標識検知機能」などを利用できます。

 低重心のシャシー設計、車内は3列シート仕様で変わらず広々。トリプルオットマン(助手席+2列目2席)+中折れ機能付きのセカンドシートを備えた「7人乗り仕様」(コンフォータブルキャプテンシートモデル)と、2列目席に6:4分割ベンチシートを採用した「8人乗り仕様」が選べます。

 “エグゼクティブ向けの走る執務室"として、よりゴージャスな内装+ゆったりぜいたくに使う2列仕様とした「VIP」、スポーティー仕様のパーツを装着した「AUTECH」、スライドアップシート(関連記事)や格納式ロングステップを搭載したモデルも用意します。

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エルグランド(250ハイウエイスター S)
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電動オットマン付きキャプテンシートを備えた7人乗り仕様の車内
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さらにゴージャス仕様とした「エルグランド VIP」の内装
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スポーティーなカスタムパーツを装着した「AUTECH」モデルも用意

 車体サイズは4975(全長)×1860(幅)×1815(高さ)ミリ、WTLCモード燃費は280馬力の3.5リッターV6エンジン搭載2WDモデルでリッター8.7キロ、170馬力の2.5リッター直4エンジン搭載2WDモデルでリッター10キロ。

 価格は2.5リッターエンジン搭載「250ハイウェイスターS」で369万4940円(税込、以下同)から。上級グレード「VIP」の4人乗車4WDモデル「350ハイウェイスター プレミアム」で789万300円からです。

 近年の日産車の顔となっているVモーショングリルではなく、日産の新しいブランドロゴ(関連記事)は採用していません。また、フルモデルチェンジではなく、プロパイロットやe-POWER搭載車も設定されなかったのは少し残念ですが、迫力フェイスと快適車内装備、安全装備で、打倒アル/ヴェル……! というところでしょうか。

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日産「エルグランド(2020年10月MC版)」のグレードと価格


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