女優の広瀬すずさんが10月21日にInstagramを更新。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染により、映画「いのちの停車場」の撮影がストップしてしまったことを謝罪するとともに、温かく迎えてくれたスタッフの優しさに大泣きしたことを明かしています。
吉永小百合さん主演の本作は、石川県の「まほろば診療所」で在宅医療に向き合う医師たちのヒューマンドラマ。広瀬さんは、診療所を支え続けてきた訪問看護師・星野麻世役として撮影に臨んでいましたが、10月6日に所属事務所を通じてCOVID-19感染を報告。16日に更新したInstagramでは、翌17日からの仕事復帰を感謝の念とともに知らせており、作品配給元の東映公式サイトも本作の撮影を19日から再開するとしていました。
広瀬さんはこの日の投稿で、本作の撮了を報告するとともに、現場復帰時の出来事を回想。撮影をストップさせてしまったことに対し、大変な心苦しさを覚え、謝罪の気持ちを胸にみんなのところへ向かったところ、スタッフが「おかえりなさい」という言葉とともに、サプライズで温かく歓迎。申し訳ないという思いから来る極度の緊張が一気にほぐれて、安心した気持ちに包まれると同時に、「あんな泣いたのいつぶりだろう。。と思うほど溢れてしまいました」と驚いてしまうほど大泣きしたとのこと。
広瀬さんは、COVID-19が感染拡大する中、過酷な環境下で作品を作っている関係者へ向け、「私のせいで、余計心まで疲れさせてしまって、本当にごめんなさい」とあらためて謝罪するとともに、現場の人たちが自身を優しく迎え入れてくれたことに「忘れられないです」「本当に救われました」と、深い感謝の思いを込めてコメント。「吉永さん スタッフの皆さん お疲れ様でした!!」というメッセージを記した白シャツ姿の写真を投稿し、さまざまな苦労を重ねた共演者やスタッフをねぎらっていました。
スタッフ愛がこもった文章を読んだファンからは、「すずちゃんほんとにおかえりなさい」「撮影お疲れ様」など、仕事復帰をお祝いする優しい言葉が次々に寄せられている他、「人の愛ってすごいね」「温かく迎えてくれた出演者、スタッフには感謝ですね」と、思いやりのある対応ができるスタッフをほめたたえる人や、「迷惑なんて言わないでコロナにかかることはほんとうにどうしようもない事だから!!!」「謝らなくていいよ。すずちゃんが戻ってきてくれてそれだけで充分」と、撮影ストップに強い責任を感じていた広瀬さんを慰める人もみられます。
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