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皮の下から芯まで黄金色に染まった、ほぼ100%蜜のりんごが青森のりんご農家で発見されました。あまりの珍しさに、Twitterで13万リツイート、81万いいねを超えるなど、大きな注目を集めています。これはまさに……蜜です。
発見者のBarter(@Barte_dj_fav)さんによると、りんごの品種は「ふじ」。全体が蜜の色に染まって非常に甘そうですが、実際はそうでもなく、砂糖が足りない煮りんごのような味だったそうです。
実は、りんごの蜜と呼ばれる部分は葉が光合成で生み出した「ソルビトール」と呼ばれる物質。これ自体はさほど甘くはなく、果実の中で果糖やショ糖に変換され甘味となるのですが、完熟後は変換が止まりそのまま蓄積されるそうです。
このりんごの場合、果実が変換前のソルトビールに満ちているので、見た目ほどには甘くなかなったようです。加えて、普通の蜜入りりんごでも日持ちしない傾向があるため、ここまで蜜が入っているとすぐに腐るので売り物にはならないとのこと。
Barterさんには「一度食べてみたい」との声が多数寄せられる一方、同業者から「銀葉病」が原因ではないかとの指摘も。編集部が取材したところ、収穫当日は複数人で作業しており、このりんごがどの木で採れたかは不明で、原因は特定できていないとのことでした。
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