LEDリュックで「スーパーあずさのLEDヘッドマーク」をガチ再現した達人現る 「これすごいわ…」「何これほしい」の声(1/2 ページ)
背負うか、前に提げるか、それが問題です。
背中に「スーパーあずさ」がやってきたー! あのLEDヘッドマークを鮮やかに掲出できる“リュック”を作成した達人が登場。自然で違和感のない仕上がりに「すげぇ」「懐かしや」「自分もやってみたくなったー」などとワクワクした人が続出しました。
制作者はあせら(@pumpkinism113)さん。模型、撮り鉄、電子工作を趣味とし、これまでにもスマホで制御できるこだわりの卓上型LED行先表示器などを自作しています。
リュックの表面にドーンとあざやかにE351系スーパーあずさのLEDヘッドマーク。もちろんLEDの表示が少しずつ切り替わるアニメーションも実物と同じ動きです。
E351系電車は2018年3月に惜しまれながら引退した人気車両。ゆっくりと、また少しカクカクとした動きが、実物の、あの日見たスーパーあずさを思い出させてくれます。
再現度と完成度の高さがすごい! どのように作ったのか、制作者のあせらさんに話を伺いました。
── 見るだけでワクワクしちゃう表示器ですね! こちらを作ったきっかけを教えてください
鉄道車両や駅で使われているLEDディスプレイが以前から好きで、数年前には通勤電車(E233系)の側面行先表示器を自作したりしていました。
半年ほど前にLEDパネルを内蔵したあるリュックサックの製品記事を見かけたのがきっかけです。調べたら、このパネルの大きさがE351系や651系の前面ヘッドマークとほぼ同じだったことが分かりました。「このリュックでヘッドマークをばっちり再現したら楽しいだろうな」となりました。
── サイズもばっちりだったのですね……! 完成までにどのくらい時間と制作費が?
ベースとなるリュックの購入に1〜2万円ほど。表示する画像の作成に3〜4時間ほどです。
── 特に見てほしいこだわりポイントがありましたら教えてください
「アニメーションの再現」に苦労しました。実車が既に引退しているので実物を見て確認することはできません。いくつもの動画を参考に、「各ドットの動きを特定する作業」が大変でした。(注:LEDは64×64ドットの計4096ドット)
実際は各コマの表示時間を少しアレンジしていますが、ツイートした動画のものは実車をほぼ完全に再現しています。ぜひじっくりと見ていただきたいです。
── それにしても好評ですね! 周囲の反響はいかがですか?
想像以上に多くの方に見ていただけて大変うれしく思っています。
中でも、「このリュックを背負って電車ごっこしてみたい」という図解付きのレスや、「息子が喜ぶのでぜひ欲しい」という反応をいただけたのは特にうれしかったです。
──次は何を? これを見て、私も作りたい! ほしい! と思った人も多いようです。
今後は651系など他の車種のヘッドマークもリアルに再現していきたいと思っています。
また、これはアイデア次第でまだまだ楽しめると思うので、作った画像や楽しい活用方法をみんなでシェアできるようになれば理想的ですね!
投稿した動画には「再現度がすごい」「欲しくなった!」などの発想や仕上がりに驚いた人から、「懐かしい……」と引退したE351系スーパーあずさを思い出してしまった人も続出しました。
旅や乗りに出られないいま、新しい鉄道の楽しみ方として、どんなものがありそうか、どんなことができそうかを考えて工作してみるのも楽しそうです。「これはどうかな?」といった、いいアイデアが思い付いた人は記事コメント欄へ、あるいはあせらさんの投稿にレスしてみてくださいね。
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