5歳の娘さんのとあるこだわりを描いた漫画がInstagramに投稿されています。
作者は、5歳の女の子を育てながらInstagramで育児漫画を公開しているぴく子(@picko.ig)さん。今回は、ぴく子さんが娘さんのうーちゃんの“ある性格”に困っているお話です。
座り込んで、大きな声で泣いているうーちゃん。ぴく子さんはその姿を後ろからじっと見つめています。なぜ、うーちゃんは泣いているのでしょう……?
今回泣いていたのは、お風呂で使った入浴剤の空袋を捨てられてしまっていたため。翌日お風呂に入るタイミングで、昨日取っておいた空袋が捨てられたことに気付き悲しんでいたのです。
とにかく物を捨てられないうーちゃん。使用済みのばんそうこうやプリキュアのチョコの空き箱など、ごみとなるものをなぜか取っておく癖がついてしまっているようです。
うーちゃんは、自分のおもちゃスペースにコレクションをしまうと、満足してその存在を忘れてしまいます。ぴく子さんは、本人にバレないように数日後にコレクションをこっそりと処分していますが、それに気がつく様子もありません。
ある日、ぴく子さんがうーちゃんになぜ捨てたくないのかと聞くと「それがどんなごみだったのか忘れたくない」とのこと。この発想はなかった……! うーちゃんは、物にまつわる出来事を忘れないようにしていたんですね。
そこで、ぴく子さんは、うーちゃんとコレクションの写真を撮ることにしました。こうすると、うーちゃんは快くコレクションを処分させてくれます。一方で、ぴく子さんのカメラロールには謎のごみの写真が大量にたまっていくのでした。
ぴく子さんは、漫画の最後にうーちゃんの収集癖がなおらず将来ごみ屋敷に住んでいたりしたら……という不安な気持ちをつづっています。親なら、このままなおらなかったらどうしよう、とつい考えてしまいますが、子どもの動機に耳を傾ける姿勢がステキです。
この投稿には「息子もごみを大事にしまいます(笑)」「うちの子も同じ性格でしたが成長したら収集癖はなくなりました!」などの共感の声が寄せれており、幼いころは物に執着する子どももたくさんいるようです。うーちゃんにも、ごみを気持ちよく捨てられる日が早くきますように……!
ぴく子さんは、Instagramのほか、ブログ「むすめの時間」で育児漫画を公開中です。
画像提供:ぴく子(@picko.ig)さん
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