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孤独な育児の最中、「おかあさんといっしょ」に救われた―― 実体験を描いた漫画に「わかる」「泣いた」の声(1/2 ページ)

子どもだけではなく、親に心にも寄り添う番組。

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 1959年10月に放送を開始したEテレの子ども向けエンターテイメント番組「おかあさんといっしょ」。「おかあさん」目線で、この番組への想いを描いた漫画に共感が集まっています。作者はことり(@mamakyoja)さん。


おかあさんといっしょ 自分の中で「おかあさんといっしょ」の意味が変わる!?
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 ことりさんは子どもが生まれるまで、NHK教育テレビの「おかあさんといっしょ」は、おかあさん「と」一緒に見ることから付けられた番組名だと思っていました。

 息子が4カ月になる頃までは、テレビをつけていなかったことりさん。夫が仕事から帰ってくるまでの、赤ちゃんと2人きりの時間は、「(息子が)泣いても私しかいない」と孤独を感じていました。


おかあさんといっしょ 電源を入れて、画面の向こうの明るい世界につながる夕方

 夕方には特に疲労や憂うつを感じたといいます。そんな中テレビの電源を入れると、「おかあさんといっしょ」が放送中でした。ことりさんは、懐かしい歌やおにいさん・おねえさんの元気なダンスに癒やされます。笑い声や語りかけるような口調、歌に合わせて手遊びしている子どもたちを見ているうちに、孤独感は解消されていきました。

 自分と同じように番組に救われるお母さんたちの存在を思い、励まされることりさん。「おかあさんといっしょ」という番組名が、「おかあさんといっしょにいるよ」という温かなメッセージに思えてきたのでした。


おかあさんといっしょ 時に不安や孤独、憂うつを感じることもある、子育て中の人に伴走

 ことりさんの漫画には、多くの読者から共感の声が寄せられました。ことりさんと同様に、子育て中の孤独を癒やされたり、番組を子どもと一緒に見る中で体操ができるようになるなど成長を感じたりといった、さまざまなエピソードが語られています。

 また、育休中に子どもとのコミュニケーションに役立ったという「おとうさん」からのコメントも。「おかあさんといっしょ」は、小さな子どもを育てるたくさんの人にとって、かけがえのない番組であることがうかがえます。

 ことりさんは漫画家・イラストレーター。現在、連載中の漫画「ご教授ください!」のほか、育児漫画「ほっぺ丸日記」などを投稿しています。

作品提供:ことり(@mamakyoja)さん

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