子育てがうまくできていないと、1歳半健診で保健師さんに打ち明けたエピソードを描いた漫画「人に言えない育児」が心にジーンときます。作者はInstagramやブログ「ぽぽぶろぐ」で育児漫画などを公開している、ぽぽ(@popo_baby0104)さんです。
息子の1歳半健診を控えたぽぽさん、食事やテレビ、スマートフォンの利用についてなど、問診票の項目に正直に答えると「やべぇ母親」に認定されてしまうだろうと思い、悩みや問題はないと記入していました。
そして検診当日、面談で顔なじみの保健師さんに「問診票は一旦おいといて、ぶっちゃけ、どう?」と聞かれ、ぽぽさんは「こんな問診票みたいに上手くできてないです」と正直に答えます。寒くて家に引きこもり、YouTubeは見せまくり、お菓子もエンドレスでかんしゃくを起こしても放っておくこともあり、人に言えない育児をしていると重い口を開きました。
ところが、保健師さんは意外にも「いいじゃない!」。グズられるのが面倒で息子の望みを全部聞いてしまっていると話すと、子どものやりたいことが分かって、それをかなえてあげるのはすごいと褒めてくれます。
また、息子が保育園ではちゃんと食事を取るのに、家では座らないし遊び食べをしてしまうと打ち明けると、保育園で頑張っている分、家では母親に甘えており、それは信頼関係ができている証だと認めてくれたのです。
さらに、ぽぽさんの「人に言えない育児をしている」という言葉には、育児は人に自慢するためにしているわけではないし、自分も含めて人に言えない育児をしている人はたくさんいると話してくれます。それを聞いて心が軽くなったというぽぽさん。「人に言えない育児」でいいのだ、と思えたのだそうです。
読者からは「問診票、私も悩みながら書いてます」「もう少しで1歳半になるイヤイヤ期が最近でてきた息子を育てていて、この検診の方の言葉を聞いて自分も泣けてしまいました」「全ての言葉が心にストンと落ちました。ありがとうございます…!!」など共感するコメントが寄せられています。
画像提供:ぽぽ(@popo_baby0104)さん
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