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さまざまなからくりの動き(機構)をまとめた動画が、Twitterで「いつまでも見ていられる」「面白い」と話題です。一般的な歯車をかみ合わせたものから、ロボットに使われる複雑なものまで。
歯車と聞いて多くの人がイメージする「平歯車」の動きから始まり、円ではない「非円形歯車」、速度変化する「段階変速歯車」などが、短いアニメーションで再生されます。約1分でテンポ良くいろいろな歯車・機構が現れ、気付けば最後まで見てしまいます。
動画内では60以上の機構が紹介されています。回転方向を修正する「回転方向修正機構」、テオ・ヤンセン氏の歩行ロボットで使われた「テオヤンセン機構(ビースト機構)」、カメラの絞りに使われている「虹彩絞り機構」などなど……動きと一緒に呼び名も分かるので、気になったものは自分で調べられます。
投稿者は、からくり時計の「書き時計」(正式作品名:Plock)や、からくり仕掛け「秩序ある無秩序」などの作品がTwitterで話題になったクリエイターのK.$uzuki(@BellTreeNursing)さん。今回の動画は3次元モデリングツールの「Rhinoceros」で機構を制作し、コマ撮りアニメーションにしています。
それぞれの歯車や機構をより詳しく知りたい方、アニメーションをじっくり見たい方は、K.$uzukiさんのサイト「からくりすと」で解説付きの動画を鑑賞できます。また、6月26日から秋田県立近代美術館にて開催される「カラクリ展」にて「書き時計」が展示される予定です。
作品提供:K.$uzuki(@BellTreeNursing)さん
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小さな手の主は、東方Projectの少名針妙丸。