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運転手付きのクルマ、月5000円でエリア内乗り放題 WILLERが新サービス「mobi」開始 渋谷区と京丹後市から(1/2 ページ)

「ちょい乗り」だけなればこれいかが?

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 高速バスWILLER Expressなどを運行するWILLERは、月額5000円でエリア内乗り放題とする個人向けの新たなシェアモビリティサービス「mobi」を、京都府京丹後市で2021年6月30日に、東京都渋谷区で7月1日にそれぞれ開始しました。

mobi
mobiの車両(画像:WILLER、以下同)

 mobiは、自宅などの拠点から2キロ圏内を目安にした「近距離のクルマ移動」を定額制にするシェアモビリティサービスです。利用者は、街を走る「プロ運転手付きの6人乗り対応車両」をスマホで呼び出して、自由に使える/共有する乗り合い車両のイメージで利用できます。

 定額制でエリア内乗り放題とする特徴を軸に、初期費・固定費が掛かり自身の運転も要するマイカーを所有する必要がなく、利用ごとに料金が発生するタクシーとも異なる、通勤時の駅やバス停までの移動、保育園のお迎えや夕食の買い物、子どもの習いごとなど「ちょい乗り」的にクルマを使いたいシーンの新たな移動手段として訴求します。

 料金は月額5000円(税込)。同居家族を1人あたりプラス500円、計6人まで登録可能(例:家族3人の場合はプラス2人で月額6000円)。固定料金プランのほか、乗車ごと1回300円(小人150円)で使える単体利用も可能です。

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サービス提供エリア(京丹後市)
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サービス提供エリア(渋谷区)

 プロドライバーが運転するので「自身が運転しなくてもいい」「自由に行き先を決められる」「付き添いなしでも利用できる」の特徴は、既存の近距離公共交通機関やカーシェアサービスなどと比べてもポイントが高そう。また将来、自律移動する自動運転のクルマが普及したら、このような使い方のシェアモビリティがあたり前になりそうなサービス形態のはじめの一歩ともいえそうです。

大泉勝彦



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