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定価で購入したものがセール販売されてショックを受ける母に対し、娘が問いかけた一言を描いた漫画が、思わずうなずきたくなる説得力にあふれていてステキです。
漫画家のるかぽん(@rukapon)さんが、小学生の娘と買い物に出掛けた際のエピソード。
セールコーナーに足を運ぶと、2カ月前に定価で買ったコップが半額で売られています。「はぁ〜失敗したなぁ〜」と落ち込むるかぽんさんに対して、娘さんは「ママは値段を理由に買ったの?」と核心を突くような質問を投げかけました。
るかぽんさんがそのコップを買った理由は「かわいかったから」。だとすれば価格の損得で落ち込むのはおかしいと主張します。
購入してからの2カ月間、かわいいなと思いながらお茶を飲んで幸せな気分を味わえたのであれば、半額で買えなかったとしてもいいじゃないか。力強い説得力がありながら、慰めるようでもある娘さんの言葉に、るかぽんさんはハッとさせられます。
コップを買って体験できた「思い出」の価値に気付けたるかぽんさんは、スッキリした気持ちでセールコーナーを立ち去るのでした。
漫画には「素敵な考え方だ。見習わなくちゃ」「人生3週目くらいやな。すげぇ」と、娘さんの視点に感心する声が寄せられています。大人が子どもから何かを学ぶ、ふとした瞬間を描いたすてきな体験談漫画です。
作品提供:るかぽん(@rukapon)さん
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しっかり者でやさしいお姉ちゃん。