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赤いピンの動きに合わせて世界中の時間を調べられる地球儀型世界時計のコンセプト映像が、からくり機構の魅力にあふれています。
かとりく(@land_ineraf37)さんが公開した、地球儀の形で表現した世界時計。レールの上を縦方向に動く赤いピンで国を刺すと、歯車が連動して時間を操作し、ピンの位置に合わせた現地時間を確認できます。
投稿の映像は、3DCGソフトの「CINEMA 4D」で作成したもの。実現可能な仕組みを意識しているとのことで、商品化も視野に入れているそうです。
時差ごとに高さを変えていることが「地球儀針時計」の特徴。タイムゾーンごとに高さに違いをつけて、ピンの位置と時計の針を調整しています。ピンの動きを読み取る2種類のからくりを組み込んでいて、レールの上の動きで緯度を調整し、ピンを押し込む動作で短針を操作しています。2つの動きを単純に反映すると誤差が出るため、うまく調整して時間を整えます。
かとりくさんは「地球儀針時計」の実用に向けて、時計のムーブメントを設置するなど現在も改良を続けています。Twitterでは「10メートルくらいのサイズにして羽田と関空に1個ずつ置いて欲しい」など、実物の完成を心待ちにする声が多数よせられています。ぜひ実現してほしいアナログにこだわったすてきな時計です。
また、かとりくさんは普段、大学のメンバーが主体となってIDENCEというプロダクションで3DCGを作っています。「モノの持つ面白さを掛け合わせたCG作品を作っていきたい」として、仕事の依頼も募集しています。
画像提供:かとりく(@land_ineraf37)さん
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