オートロックのマンションでなくとも、小さな子どもがいる家では「外に閉め出される事故」がたびたび起こります。気をつけていたつもりでも、ちょっとした油断で閉め出されてしまった経験を描く漫画が、Twitterに投稿されています。
2歳の息子が玄関の戸のカギに手が届くようになってから、外に出るときにカギを持つなど、子どもからの「閉め出され」に気を付けていたという作者のペンコ(@penko_m269)さん。一方で、まおくんがカギを「開けてね」「閉めてね」という指示を理解できたため、何とかなるかもという油断もありました。
ある夜、プールで使ったおもちゃを外に干しっぱなしだったことに気づいたペンコさんは、うっかりカギもスマホも持たずに関から出てしまいました。おもちゃを回収し戻ろうとすると「ガチャッ」とカギが閉まる音が。
閉め出されてしまい、とっさに案じたのは子どもの安全。火にかけた鍋など、家の中にすぐに危険が及ぶものはありませんが……戸を開けてもらおうと息子に呼びかけるも、ドアの向こうで息子は「かえってきてー」と大泣き。
どうにか夫と連絡が取れたとしても返ってくるまでには時間がかかるため、息子にどうにかカギを開けてもらうしかありません。息子を安心させるため、ペンコさんは恥を捨てて玄関で歌い始めました。
その作戦はうまくいき、息子はカギを開けてくれました。ペンコさんが閉め出されていた時間はほんの数十分。でも、火を使っている最中だったり、お風呂のお湯をはっていたりなど家の中に危険があれば、息子が無事だったかどうかは分からないと振り返ります。
ペンコさんは安易に外に出てしまったことを反省し、家の中の危機対策をしようとあらためて思うとともに、読者にも「お気をつけくださいませ」と注意喚起しています。
ペンコさんは、2歳の息子、まおくんの育児絵日記やイラストエッセイを、TwitterやInstagram、ブログ「ペン田家のまんま。」に投稿しています。
作品提供:ペンコ(@penko_m269)さん
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