ベランダで洗濯物を干している時に「カチャッ」という音と共に鍵が閉まり締め出されてしまう……。まだ子どもとの意思疎通がうまくできない時に起こりがちな“締め出され案件”を描いた実録漫画に、Twitterでうなずく親が続出しています。
イラストレーターのタキノユキ(@yukichanarms)さんはその日のお昼頃、洗濯物を干していました。すると「カチャン」という音が。どうやら娘さんがベランダに出る窓ガラスの鍵をしめてしまったもよう。焦ったタキノさんはジェスチャーを交えながら、鍵に注目させようとします。
娘さんも鍵を触ろうとしますが、つま先立ちをしても届かないようです。もはや中にはいる術はありません。その時、お隣さんから物音が。「すみませーん!!」と恐る恐る声をかけてみると、「はい?」とベランダの仕切りからお隣さんが顔を出します。救世主現る!
事情を説明すると管理人さんに連絡をしてくれましたが、どうやらマスターキーのようなものも無いそうで、すぐにはどうにもなりません。電話を借りて実家に電話をし、そこから旦那さんにも連絡を取ってもらい、お父さんが来てくれることに。
助けが来るまでベランダで座っていると、ありがたいことにお隣さんがコーヒーやお茶、ブラウニーなどを差し入れしてくれました。1時間ほど待つと実家からお父さんが到着、ようやく密室から開放されます。タキノさんは今回はお隣さんがいてラッキーだったものの、今度からはベランダに出るときも鍵とスマホを持ち、窓は複数開けておこうと思ったと結んでいます。
このエッセイ漫画はTwitterで1万回以上リツイートされるなど反響を呼びました。「全く同じことをされた」「うちもやられた事あるので分かります」と大変さに共感する人もいる一方で、「自分が子どもの頃にやってしまった」「幼い頃全く同じことを何度もやらかしたそうで」と過去に犯行に及んだことを告白する声も。ベランダ締め出し事案、かなりの育児あるあるのようです。
締め出された側も大変ですが、密室の中に子どもが一人だと思うと、室内の安全も心配になりますよね。ベランダに出るときはスマホや鍵を持って出る以外にも、ふとん用の洗濯ばさみを窓の上部に挟む、鍵が複数あるなら全て開けておく、網戸にしておくなどの対策が有効だとアドバイスも集まっています。
作者は、タキノユキ(@yukichanarms)さん。玩具デザイナー、手芸キットデザイナーを経て、現在、イラストレーター、デザイナーとして活動中、作品はタキノさんの公式サイトで見ることができます。
画像提供:タキノユキ(@yukichanarms)さん
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