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子どもが自転車の練習をするときに、親が荷台を支えてあげることがあります。手が離せた瞬間、親は何を感じるのでしょうか。母親の胸の内を語った漫画「わたしの天使」がじんわりきます。日々成長する子どもを見守る親の気持ちが、ひしひしと伝わってきます。
漫画をTwitterに投稿したのはチャロスさん(@Cha_ros)。息子が補助なしで自転車に乗れるようになったときのお話です。
息子は7歳。「手、離していい?」と聞くと、「補助なんてなくても、チャリくらい乗れるっつーの」と生意気な口を利くお年頃になりました。今はこんな態度の息子でも、出産したときには“天使以外の何者でもない”と感じたのでした。
すぐにぐずるし、ご飯は残す。勝手に道路を渡ろうとしたときには大泣きさせて…。さまざまな思い出がよみがえります。時折、「この子は悪魔かも?」と思うこともありましたが、やっぱり天使。「この子は将来、どんな大人になるんだろう…」と想像が膨らみます。
ふと、荷台から手が離れました。息子は転ぶこともなくすいすいと走って行きます。「さすが、私の天使」と成長を誇らしく思います。そして、「これからも支え続けるよ、君が振り返らなくても」と心の中でつぶやくのでしたが、その姿は子どもには見えていないようです。もしかして……?
この漫画には「何度読んでも哀しいけど、名作」「涙が出た」などのリプライが寄せられています。
作者のチャロスさんは、ラブコメ漫画「つんつん」のほか、数々の創作漫画をTwitterで公開しています。
作品提供:チャロス(@Cha_ros)さん
(高橋ホイコ)
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この一言で報われる気がするよ。