2歳の娘が優しい暴君！ 自分のやりたいことを絶対に成し遂げる……子育ての日常を描いた漫画がかわいい（1/2 ページ）

暴君……でも、許しちゃう。

[林美由紀，ねとらぼ]

　2歳のお嬢さんのかわいらしい暴君ぶりを描いた漫画「2歳の娘は優しい暴君」がほっこりします。作者はこばん 猫育児（@kumagoma0731）さん。

やりたいと思ったことをやり遂げる娘さんとの攻防のお話

　ある日の夜、こばん 猫育児さんが、2歳の娘さんに「朝起きないんだからもう寝なさい！」と言ったところ、娘さんは「ねんねいこー」とやけに聞き分けがいい……。

　すると娘さんは、こばん 猫育児さんに寝具をかけると「ママねんねー」と笑顔で寝かしつけてきました。一見かわいらしい娘さんのこの行動ですが、これは「邪魔者（母）を眠らそうとしてる」……！

　また別の日に商業施設に出かけた時には、お芋のスイーツを見つけた娘さんが「おいしそだなー」と言うので、お値段はお高めでしたが2つ購入することにしました。

　家に帰り、娘さんは買ったスイーツをおいしそうにバクバクと頬張ります。高級なお菓子だから味わってほしいと思う母を尻目に、1つ目を完食した勢いそのままに、自然な動作で2つ目にも手を伸ばす娘さん。

　このままでは食べ尽くされてしまうと焦ったこばん 猫育児さんは「ママにもちょうだい」と娘さんに伝えます。

　すると娘さんは、手に持っていた2つ目のスイーツの紙製のカップ部分をむいて、渡してくれました。本体は娘さん、少し芋味の生地が付いた紙は猫育児さんという、なんとも暴君な配分です。

　また別の日には、目を離した隙に娘さんがレタスをバリバリちぎっていたので、「…何してる？」と話しかけると、不穏な空気を感じ取ったのか、笑顔で「ママ―」と振り向きます。

　そして、とびっきりの笑顔で「だいしゅきよ！」のひとこと。あまりのかわいらしさに胸がギュンッとなるお母さんですが、よく見るとレタスをちぎる手は決して緩めない娘さん。小さな暴君と母の平和な攻防は、こうして今日も続くのでした。

　2歳頃はイヤイヤ期がやってきて、とにかく自分のやりたいことを成し遂げたい気持ちも強くなってくる時期かもしれません。また、少しずつ自分で考えて行動に移すこともできるようになってきて……。悪いことをしていても笑顔で「ママすきよー」と言われたら、たとえ暴君でも、怒れませんね！　かわいい！

　読者からは「策士ですな….え、2歳！？笑」「めちゃくちゃ賢くてかわいいです　将来世渡り上手ですね」「叱りきれない『好きよー』攻撃www可愛いなぁ」など、娘さんのかわいさに懐柔されてしまったコメントが相次いでいます。

作品提供：こばん 猫育児（@kumagoma0731）さん