本田技研工業(ホンダ)は2021年10月8日、大型ロードスポーツモデル「CB1100」シリーズの最終モデル「CB1100 EX Final Edition」「CB1100 RS Final Edition」を発表しました。
CB1100シリーズは2010年に登場し、現行ラインアップでは空冷直列4気筒エンジンを搭載する最後のネイキッドバイク。排ガス規制強化などによって空冷エンジンを採用するバイクが減少する中、CB1100シリーズも今回の「ファイナルエディション」をもって、国内販売向けの生産終了が決まりました。
CB1100 EX Final Editionは、ボディカラーに「キャンディークロモスフィアレッド」「ダークネスブラックメタリック」の2色を設定。前後フェンダーをクロームメッキ仕上げとすることで、トラディショナルな印象を高めています。
CB1100 RS Final Editionは、ボディカラーに「マットジーンズブルーメタリック」「マグナレッド」の2色を設定。「マットジーンズブルーメタリック」にはブラウンのシートとブラウンゴールドの前後ホイールが、「マグナレッド」にはブラックのシートとブラウンゴールドの前後ホイールが組み合わされます。
また、両モデルともに燃料タンクの上面に「Final Edition」の文字をあしらった専用ステッカーを採用しています。
発売日はCB1100 RS Final Editionが10月28日、CB1100 EX Final Editionが11月25日。価格は、CB1100 EX Final Editionが136万2900円、CB1100 RS Final Editionが140万3600円です。
予約受付は11月30日までの期間限定となっており、販売計画台数(国内・年間)はシリーズ合計1600台。想定を上回る予約を受けた場合は、予約期間終了前に予約受付を中断または終了する場合があるとしています。
(大泉勝彦)
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