シリーズ累計770万部を超える人気ジャズ漫画を原作とした劇場アニメ「BLUE GIANT」が2022年に公開されます。同作の発表に合わせて、原作者の石塚真一さんが描き下ろした特別イラストが公開されました。
原作漫画『BLUE GIANT』は、ジャズに心を打たれサックスを始めた主人公・宮本大が世界一のジャズプレーヤーを目指す物語。第62回「小学館漫画賞(一般向け部門)」や第20回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞」を受賞した人気作で、2020年からは『ビッグコミック』(小学館)でアメリカ合衆国を舞台とした『BLUE GIANT EXPLORER』が連載されており、ファンの間でもアニメ化が期待されていました。
ジャズに魅せられた主人公が同世代の仲間と出会い、全身全霊をかけ演奏に打ち込む姿を描いた『BLUE GIANT』。実写映画などの選択肢もある中で、「最大の音量、最高の音質で、主人公本人の奏でる音楽を届けたい」との制作陣の思いから、初の映像化作品にアニメーション映画を選んだとのこと。
同作の公開決定を受け石塚さんは、「映画化にあたり、凄いメンバーが集まって、皆さんがイメージする音楽、いや、きっとそれ以上の音を作ってくれています」とコメント。“漫画から音が聞こえる”との感想が読者から届く『BLUE GIANT』の映像化へ期待の声を寄せています。
原作者:石塚真一さんのコメント
演奏シーンを描く時は、「音が鳴りますように!」と思いながらペンを走らせていました。それがついに、本当に音が出る映画になる…凄いことです。これまで、漫画から音が聞こえるという意見をたくさん頂きました。それはすべて読者のみなさんの豊かな想像力が鳴らしてくれた音楽です。今回、映画化にあたり、凄いメンバーが集まって、皆さんがイメージする音楽、いや、きっとそれ以上の音を作ってくれています。映画「BLUE GIANT」、読者の方も、漫画を読んでいない方も、ジャズを知らなくても、子供も大人も楽しめる全く新しいアニメーション映画になると思います。僕自身も完成が楽しみです!!
(C)石塚真一/小学館
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