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サーモグラフィーで見る「だし巻き玉子作り」が目からウロコ 卵液の温度がよく分かってうまく焼けそう

料理は科学。

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 サーモグラフィーを通して見る「だし巻き玉子作り」が、見ていて楽しいです。しかも卵液の温度が厳密に分かるから、きれいに焼くうえでも役立つはず。

だし巻き
温まって黄〜赤に見える卵焼き器に、まだ冷たくて青く見える卵液を投入
だし巻き
火が通り始め、卵液も少しずつ黄色に。気泡だけ先に温度が上がっていると分かる
だし巻き
焼けた奥のほうから巻き始める
だし巻き
手前の部分をならして温度を均一に
だし巻き
きれいにまとまりました
だし巻き
巻きすを当てて……
だし巻き
くるっ
だし巻き
形を整えて完成

 投稿主は、東大の院を休学して調理師専門学校に通っているという、料理好きのけまこ(@kema1015)さん。iPhone対応の業務用赤外線カメラ「FLIR ONE Pro」を購入し、温度を測定しながら調理に臨んでいます。ガチにも程がある。

 専用アプリの画面で調理の様子を見ると、最初は青かった卵液が黄色くなって、加熱の過程が丸分かり。気泡の部分は火の回りが早いことから、泡を潰すのは均一に火を通すうえで大切とも分かりました。サーモグラフィーと肉眼で、温度や色味、火元の様子を確認していけば、より料理上手になれそう。

 動画は「新しい視点」「料理は科学」と話題に。「便利な情報社会でも、『なぜそうするのか』は省略されがちだから、こういうことって大事」と、感心する声が上がっています。

 けまこさんは、てっちりの鍋もサーモグラフィーにかけています。具の食べごろが分かりやすい。

動画提供:けまこ(@kema1015)さん



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