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おなかを空かせた母犬と9匹の子犬を保護、最初は怯えていたが…… 保護スタッフへの信頼を見せ始める姿にホッとする(1/2 ページ)

健康になってよかった。

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 おなかを空かせた9匹の子犬たちと母犬を保護。怯えていた母犬が態度を変化させていく様子がYouTubeに投稿されています。

 南アフリカでの保護エピソード。痩せた母犬と9匹の子犬たちに、保護スタッフたちが近付いていきます。ごはんを置きましたが、母犬はスタッフたちに対して「子どもたちに何するの!」と言わんばかりに警戒し怯えた様子を見せ続けていました。

 当初は野良犬だろうと考えていた保護スタッフたちでしたが、実は母犬には飼い主がいて、「マリア」と名付けられていることが分かりました。しかし、飼い主は「1匹にしかエサをあげる余裕がない」とのことで、子犬と母犬たちに十分なエサを与えられていないことが分かります。

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警戒する母犬
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とてもおなかを空かせていたようです
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まずは子犬たちを保護

 そこで保護スタッフたちは飼い主に「9匹の子犬とマリアを一旦保護し、マリアに避妊手術を行って子犬たちの里親を見つけること」「健康な状態にしてからマリアを飼い主の元に戻すこと」を提案。飼い主はこれを了承し、保護スタッフたちはマリアと子犬たちを保護施設に連れて帰ることになりました。

 はじめは連れていかれることを拒否して隠れていたマリアでしたが、子犬たちが無事であることが分かると、徐々に態度を軟化させていきます。

 そして4カ月後……。子犬たちは9匹ともに里親が見つかり、健康で幸せな状態で新しい家族との生活が始まりました。そしてマリアは子犬たちの里親が見つかると、とてもリラックスした様子を見せ、保護スタッフにも子犬のように甘える姿を見せるようになったのです。

 母犬とはいえ、まだ1歳のマリア。「子犬たちを守らなければ」という母犬としての本能やプレッシャーから解放され、安心したのかもしれません。

 動画最後には、飼い主の元に戻り、とても幸せそうな表情のマリアが。動画には「マリアは素晴らしい母親だね」「飼い主がマリアを愛していることは伝わってきた、辛い状況をよくすることができて本当によかった」など、マリアと保護スタッフへの称賛の声が寄せられています。

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