ネットゲームへの不満「地団駄踏みながら叫びてえ〜」 大の大人が心の叫びを運営に届けようとする漫画がまさかの結末(1/2 ページ)
上手い人の意見として堂々と文句を言いたいがための精進。
ネットゲームに自分に不利な調整が入り、運営への不満を募らせるプレイヤーの漫画が共感を呼んでいます。といっても、怒りの吐き出し方が前向きだったおかげで、案外荒れることなく平和。
漫画家のがい子くじん(@gaiko_kujin)さんが、殺人鬼と人間が1対多で勝負する、非対称型対戦アクションにハマった体験談。単独で4人を相手に立ち回る“1人側”を楽しんでいたところ、ある日ゲームに大胆な調整が入りました。
その影響で1人側は大幅に不利となり、がい子くじんさんは対戦で苦境に立たされることに。一旦は「大人だから受け入れますよ」と余裕を見せながらも、「大人が年がいもなく地団駄踏みながら文句を叫びてえ〜」と、次の瞬間には本心がダダ漏れです。
とはいえ、ただ運営に不平を言うだけでは、単なるわがままに思われかねません。強者が言うなら説得力も高まるだろうと、がい子くじんさんはランクアップを目指して粛々と対戦を重ねます。もっとも、今度は対戦相手への怒りが収まらず、あまり粛々とはなりませんでしたが。
精進のかいあって、がい子くじんさんのランクは最上位に。いよいよ運営へ文句を突きつけるときです。「今回の大胆な調整は1人側がどちゃくそ不利なので今すぐ調整し直し」と……あれ、どこかおかしいぞ?
そう、不利とは言いながらも、1人側で勝利を積み重ねて上位者になれたのも事実。がい子くじんさんは「逆に説得力ない感じになっちゃったな」と、矛を収めるのでした。
「逆境が人を強くする」「ただのめっちゃ上手いやつで草」「これは運営の罠」など、さまざまな反応を呼んだこの漫画。「一方に厳しすぎる調整を入れると、なり手が不足してマッチングが成立しにくくなる」といった、非対称型対戦ゲームの問題も指摘されています。
作品提供:がい子くじん(@gaiko_kujin)さん
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始まる前に終わってしまうデスゲーム。