退職するメイドさんと小さいお坊ちゃまの漫画のかわいさに、幸せな未来を待ち望む読者が続出です。作者はイラストレーターで漫画家の海島千本(@Kaisen_Tobiuo)さん。
教師になるために働いていたお屋敷を辞めるメイドさん。同僚たちに見送られながらお屋敷を去ろうとしたところ、庭の植え込みから顔を出してきた坊ちゃんに引き止められました。
坊ちゃんは、メイドさんが教師になるために屋敷から出ることに納得がいかないようです。「なんで辞める」と、寂しさをにじませた表情でメイドさんを見つめます。
「人には人の成長するのに良い土地があると思います」。メイドさんは、本がたくさんあっても、お屋敷では教師になれないことを坊ちゃんに伝えました。ついでに勉強を抜け出してきた坊ちゃんに、きちんと勉強すれば立派な紳士になれる、とも。坊ちゃんは植え込みから飛び出すと駆け出していき、程なくして何かを持って戻ってきました。
モジモジしながら立派な紳士になると告げ、メイドさんに一輪のバラを差し出した坊ちゃん。メイドさんが受け取るとすぐに向こうに駆けて行ってしまいましたが、「おとなになったらむかえにいくから〜!」と、しっかり聞こえてきました。坊ちゃんのかわいいプロポーズに「お待ちしております」と、メイドさんは微笑むのでした。
お屋敷で働いていたときは身分を超えて仲が良かったと思われるメイドさんと坊ちゃん。坊ちゃんの幼くてかわいい恋に読者からは「大きくなったら、このメイドさんと幸せになって欲しい」「坊ちゃんの成長物語、見たい」「大人になって迎えに来たエピソードお待ちしております」など、幸せな未来を期待する声が寄せられています。
作品提供:海島千本(@Kaisen_Tobiuo)さん
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