先住猫が子犬を根気強く世話する様子がアメリカで撮影され、YouTubeに公開されました。
先住猫の名前は「Oskar」(オスカー)くん、子犬は「Rylee」(ライリー)ちゃん、そして飼い主は「Matthew」(マシュー)さんです。
マシューさんがライリーちゃんを家に迎えた日、オスカーくんは興味津々だったと振り返ります。動画では、緊張した様子の小さなライリーちゃんをオスカーくんが一生懸命グルーミングしており、オスカーくんの優しい性格が伝わってきます。
しかし、2匹の関係がすぐ良好になったわけではありません。マシューさんいわく、オスカーくんはライリーちゃんが近づきやすいように横になって受け入れる姿勢を見せていたけれど、ライリーちゃんはそんなオスカーくんの尻尾をかんだり吠えたりテンションが高い様子だったとのこと。
ライリーちゃんが尻尾や足にかみついてくると、オスカーくんはマシューさんのほうを見つめて「いったい何を家に持って帰ってきたんだ!?」と言いたそうな顔をしたそうです。ライリーちゃんに対して怒らないのは、ライリーちゃんがまだ幼いと理解しているからなのでしょうか。
そうして9カ月がたつころ、根気強く相手をしていたオスカーくんと自由奔放だったライリーちゃんのあいだに、確かな絆が形成されていきます。
ライリーちゃんはすっかり成長して、体はオスカーくんの数倍の大きさになりました。マシューさんは「ライリーを育てたのはオスカーだ」「オスカーは保護者や監督のように家の中を監視してみんなを見守っている」と話します。
1年がたつと、オスカーくんとライリーちゃんは相思相愛のような仲のよさになりました。2匹は常に一緒にいて、オスカーくんは相変わらずライリーちゃんの大きな体を一生懸命グルーミング。ライリーちゃんもそれに甘える姿を見せています。また、マシューさんがオスカーくんと遊んでいるとライリーちゃんが嫉妬してオスカーくんの気を引こうとするというかわいいエピソードも。
マシューさんは「彼らが関係を築くのを見られて本当にうれしい」といいます。オスカーくんとライリーちゃんの仲の良い様子がほほえましい動画でした。
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