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コロッケを9年間待ち続けたTwitterユーザーの元にコロッケが届く 「良かった…本当に良かった」「映画化不可避」と感動の声(2/3 ページ)

おいしそう!

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ついに届いたコロッケ

――「コロッケを7年半待つ」というのはどんな気持ちでしたか……?(※実際はジャガイモの不作の影響もあり約9年)

林野 待ち時間がとても長いので、生きてるだけでそのうちコロッケが届くのはラッキーだなという気持ちで待っていました。現在の納品状況がネットで確認できるので、少しずつ自分の番が近づいてくるのを確認すること趣味としていたところもあります。植物を育てるような楽しみがありました。

――「上京するとき注文して受け取るまでは絶対に帰らないと誓った」とありましたがこれは本当ですか?

林野 昔の話でお恥ずかしいのですが本当です……。当時はやりたい仕事のために無一文で無理やり上京しておりまして。日々かなり不安定でギリギリな生活をしていたため、あと何年間夢を追うかの期限を決めないといけないなと漠然と思っていた時期でした……。

 その頃にこのコロッケの話を知り、当時はコロッケを買うお金もなかったのですが『7半年後までにコロッケ代を払えるようになる』ということと『7年半はこの地で仕事を頑張る』という2つの目的をコロッケを注文することで設定しました。もちろん純粋においしそうだったので食べたかったのもあります!

――味はいかがでしたか

林野 ひいき目なしで人生で食べたコロッケの中で一番おいしかったです。一緒に食べた人たちもとてもおいしいと驚いていました! 具がかなりトロトロで、中に入っている牛肉は大きいのに柔らかいのでほぼ飲めました。クリームコロッケぐらい柔らかかったです。


 極みコロッケは、注文の殺到により2016年に「13〜14年待ち」となって一時新規注文を中止していましたが、ユーザーからの声を受けて現在は販売を再開。5月1日現在は「約30年待ち」であり、日々壮大なドラマを生み出しているようです。

画像提供:林野(@hayasino)さん

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