タレントの坂上忍さんが5月31日にYouTube「坂上家のチャンネル」を更新し、動物保護ハウス「さかがみ家」の開設から約2週間たつまでの様子を公開。同所の活動をサポートしている、俳優でタレントの野々村真さんに厳しい“本音”をぶつけています。
2022年3月末で長らく司会を務めた情報番組「バイキングMORE」を降板し、以前からの夢だった「さかがみ家」をオープンした坂上さん。23匹の動物たちと暮らす大の動物好きで、同所の運営は“最期の大仕事”だと公言しており、「さかがみ家」ではすでに5匹の犬と10匹の猫を迎え入れているとのこと。現在の忙しさについては「バイキング」時代と比べて“もっとやばい”とも。
坂上さんと30年来の仲で、「さかがみ家」をたびたび手伝いに来ている野々村さん。今回公開された動画でも、動物の面倒を見る姿が端々で登場していました。
しかし、野々村さんが勤務に入って6日目、坂上さんは自分たちを手伝う理由を質問。テレビを中心に活躍している“マコちゃん”が大変な思いをしてここにいることがピンとこないといい、「忍だから来ちゃダメ?」「少しでも力になれたら」という返事を、「あんまりマコちゃんわかってないのは、保護活動って世間の見る目は厳しい」と一蹴。
野々村さんと同じくスタッフとして活動している、俳優の古山憲太郎さんや元SKE48の桑原みずきさんたちの奮闘を見て、視聴者は確かに「がんばってるね」と思ってくれる一方、「こんなやつらに任せていいのか」という批判的な目も少なからず向けているとコメント。タレントが動物保護に関わる上での決して甘くない現状を伝えていました。
また、野々村さんが動物にご飯を与える様子を観察する中で、触れ合いの時間が7〜8分で終わった点が気になったという坂上さん。自分たちが面倒を見ている保護動物たちを“朝夕のお散歩とご飯と人肌しか楽しみがない子たち”だとし、取り立てて思い入れがないようにもみえるあっさりとした態度を疑問視。
「30年以上の付き合いだけど僕はいまだに(参加理由が)わからない」「向いていないと思うんだったらやらない方がいい」と、野々村さんの真意がうかがえないと痛烈な言葉を放っていました。
野々村さんは手厳しい指摘に反省を示しつつ、初めての状況で探り探りの状況だと告白。「本当はもっとゆとりを持ってこの子たちと接しながらご飯をあげたい」と苦しい心中を吐露する一方、「さかがみ家」の一員としての責任があるだけに、できるだけ多くの動物たちをサポートしなきゃいけない思いに駆られていたとも。坂上さんは相手の言葉に耳を傾けつつも「愛し護るが抜けるならやっちゃダメ」とあらためて断言していました。
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