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JR九州、豪雨で被災の日田彦山線を「BRTひこぼしライン」として復活 2023年夏に開業予定(1/2 ページ)
「日田“彦”山線の“星”」になるようにとの思いを込めて命名。
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九州旅客鉄道(JR九州)は、2017年の豪雨で被災し、BRT(バス高速輸送システム)での復旧工事を進めている日田彦山線の添田〜夜明〜日田駅間について、2023年夏に開業すると発表しました。
BRT転換区間の愛称は「BRTひこぼしライン」(正式名称:日田彦山線BRT)。日田彦山線沿線の地域の想いを乗せ、未来に向け駆け抜けていく「日田“彦”山線の“星”」となるように、という願いを込めて命名しました。
BRT区間は約40キロとなり、彦山駅〜宝珠山駅の約14キロは専用道を通行し、それ以外は一般道を通行します。
導入車両および車両デザイン、運転時刻、同時に開業するBRT駅の設置場所などの詳細は、決まり次第告知予定としています。
(大泉勝彦)
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